ワンポイント学習

ガーミンの使い方 その1




















因みに足跡の表示方法は次の通りです。図の左側が日本語モードで、右側が英語モードです。

























































ページTopへ

ガーミン等のGPSデバイスを使う場合、それらの地図上に自分の現在地が表示されるだけではもったいないですね。たいていの場合、自分が歩んできた足跡が記録できる機能も付いており、それを利用することで、迷ったと思った時の手がかりになる事もるでしょう。更に、ルートを事前に入れておく事で、間違いに気づいた時点で下図のように修正する事も可能です。ただし、この場合、要所要所で自分の足跡とルートにズレが無いのかをチェックする習慣も必要です。私はetrexシリーズを使ってますが、国内版は高価で手が出せなかったので、海外バージョンを入手して、無料の国内地図を入れてます。しかし、この無料地図では山の中などはあまり細かく表示されません。そこで、カシミールを使って、必要な部分だけをマップカッターで切り出して使ってます。こういった使い方はYAMAPに似ていますね。ルートもカシミール上で入れる事が出来るので、こういった使い方をしてみてはいかがでしょうか。下図ですが、原理を理解するには道が見えてた方が良いと思い、敢えて街中でサンプルを撮りました。この様にルートと足跡は別の色で表示した方が分かりやすいので、作る時にはその点にも注意した方が良いでしょう。

etrex本体の左横にあるmenuボタンを2回押し、メイン・メニューを呼び出します。
次にクリック・スティックを操作して、左図のようにSetup(設定)を選択します。
その位置でクリック・スティックを垂直にクリックします。
クリックを長く押すと、別の機能を呼び出してしまいますので注意してください。







Setup(設定)に入ると左図の画面になりますので、ここでクリック・スティックを操作してTracks(軌跡)を選択します。
次にTracks(軌跡)の上でクリック・スティックを垂直にクリックしてください。






Tracks(軌跡)に入ると、左図の画面になります。
ここで一番上にあるメニューがDo Not Record(記録しない)になっていると思いますので、ここをクリックしてください。







先の状態でクリックすると、下記の3つの選択肢が表示されます。
上から順にDo Not Record、Record, Do Not Show、Record, Show On Mapです。 軌跡を地図上に表示させるためには、3つ目のRecord, Show On Mapを選び、クリックします。






Record, Do Not Showでも軌跡は残せますが、データとして残るだけで、地図上には表示されません。記録だけ残して、後でカシミール等の上で見たい場合は、この選択でもOKですが、ここでは地図上に表示する方法を示していますので、こちらは選択しません。

Record, Show On Mapをクリックすると上図の様に、先に表示されていたDo Not Recordが、Record, Show On Mapに変わります。この後は、本体右側面上部にあるBackのボタンを押して、地図に戻ってください。Backを何度押しても地図に戻れない方は、メイン・メニューからMapを選んで、クリックしてください。私はシーケンスを変更して、Backを押す事で地図に戻れるようにしてあります。方法は別の機会にでも...以上で、地図上に足跡を表示させる事が出来るようになりましたが、下山した時には忘れずに設定を元に戻しておきましょう。そのままでも良いのですが、バス、電車などを使って家に着き、電源を切るまでの記録が全て残されます。必要ないと思う方は、ここまでで良いと思った所で記録を止めましょう。手順は記録する時と同じで、Do Not RecordからRecord, Show On Mapに切り替えたところを、逆にRecord, Show On Mapから、Do Not Recordに切り替えるだけです。

2017年03月26日ガーミン:ガーミン